■世界の三大失敗料理とは?
- 3位・・・香辛料を入れ忘れたインドのカレー
- 2位・・・ワサビを入れ忘れた日本の寿司
- 1位・・・イギリス料理
イギリス料理といえば、まずい料理の典型として語られる。そのイギリス料理だが、イギリスの家庭で一般に作られてる料理はなんと6メニューしかないという話がある。それは次の6つだ。
- ローストチキン(30%)
- スパゲティボロネーゼ(27%)
- 炒め物(12%)
- ソーセージ&マッシュドポテト(12%)
- カレー(10%)
- ポークチョップ(7%)
そして、どうして他のメニューに挑戦しないかという理由がふるっている。
- 家族が好まない(37%)
- 作り方を知らない(32%)
- 面倒くさい(31%)
面倒くさがり屋のワシにとって、3番目の「面倒くさい」はよくわかる。「家族が好まない」「作り方を知らない」には笑ってしまう。要するに、イギリス人は料理へのこだわりがないのだ。
ワシがロンドンに着いたとき、財布の中は寒々としていた。ベッドとシャワーだけの1日5ポンドの安宿(宿というよりはテント ^^;)に転がり込み、ごちそうはテイクアウトの中華料理てな塩梅。
イギリス料理のワシの印象は悪くなかった。ウェールズのベッド&ブレックファストでとった朝食はご機嫌だった。パン・シリアル・スクランブルドエッグに、紅茶とオレンジジュース。何と言っても、B&Bの家庭的雰囲気、おじさんおばさんの笑顔がたまらない。あんな笑顔で出されたら、料理はおいしくなって当然だ。
そんな旅行もロンドンでは金が尽きてきてシビアだった。テイクアウトの中華料理にも飽きてきたころ、「そうそう。あの悪名高きフィッシュ・アンド・チップスに挑戦してみよう」と思い至った。
フィッシュ・アンド・チップスの評判は最悪だった。油でべとべと、味がくどい、とにかくまずいと、いい話は聞かなかった。そこで挑戦!・・・勇気のいる話だったのだ。
ロンドン市内をぶらつき、適当なフィッシュ・アンド・チップスの店に入った。そこは中国人のコックがいた。そして出てきたフィッシュ・アンド・チップス・・・口に入れた瞬間、ワシが今まで形成していたイメージが完全崩壊した。「うまい!」――それは本当においしかった。あまりいいものを食べていなかったというのもあるかもしれないが、中国人のフィッシュ・アンド・チップスはからっと揚げてあって、油っこく感じなかった。本当においしい白身魚のフライとフライドポテトだった。
恐るべしは中国人! 中国人の料理人は、フィッシュ・アンド・チップスの味をも変えてしまっていたのだ!


